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2022年ありがとうございました

2022.12.30.17:16

先程、スーパーで買った品物をお買い物袋に入れていると、隣にいたママ友らしきお二人のうちの一人が、「今ケージに入っとおから(入ってるからの神戸弁)はよ帰らなあかんねん。」と大急ぎでお買い物袋に入れて一人を残して去って行った。
避妊したとかおしっこが臭いと言っていたのでたぶん猫。

その話してる様子がものすごく幸せそうで、隣で聞きながら涙が溢れてきて、そんな自分に驚いたのです(笑) ワンネスかな?
もう一度言いますが、本当に本当に幸せそうで、ご家庭は忙しいながらも温かくて楽しい様子も伝わってきたのです。一般的な普通の家庭の日常なんだけれども、「普通」これこそがきっと本当の幸せというか、こんな小さな喜びや楽しみがあちこちにあるのが人の幸せなんじゃないかな、と思ったのです。

何かを成し遂げたり、実現したり、そんな節目や目標達成も喜びですが、やっぱり根っこ、ベースは日常の幸せ。
日常や家庭が幸せなら、結局何があっても幸せ。
わざわざ幸せと口にしなくても、言葉にも声にも表情にも行動にも幸せが溢れてる。
今年は特に人や動物を見送ることが多かったもので、なんだかどんなことでも生きてるだけで幸せを感じてしまうのかもしれません。

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今日の私の幸せ。
ボーンブロスを作ってる傍でくんくん嗅いで待ってるカマン。こんな日常がすごーく嬉しいし満たされます。

周りのペットシーツは年の瀬にコンロdeちっこ&うんこを再開したにしめ対策。
ボーンブロスは骨が思いのほか長くて土鍋に入らなかったのでフライパンで代用。寸胴買おうかな、、、
実家で父が犬用に寸胴でスープを作っていてラーメン屋さんみたいな匂いがしてたの思い出しながらぐつぐつ。

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インスタに投稿しましたが、今年のやり残しはお絵かき会。
あともう一つありました。はじまりのクラスの再始動。今までは2.3時間のクラスでしたが、今度は3ヵ月位かけてじっくり自分に馴染ませ、仲間たちと共に歩めるクラスにしたいと思っています。
絵ももっともっと描きたいし、りぼん同伴で東京で対面セッション再開もしたい。と、したいこといっぱいの楽しみな2023年。

つらつら徒然に書きましたが、今年ご縁のあった人と動物の皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございます。
来年も向上と好奇心を大切に、目の前のことに誠実に、風通し良く軽やかに私らしく進んでいこうと意気込んでおります♪のでどうぞよろしくお願い申し上げます。

季節の変わり目の体調

2022.10.05.10:57

9月末の三連休辺りからうちも周りも、体調ががたっと崩れる動物や人が続出しています。皆さんの動物家族さんはどうですか?

うちは昨日往診の獣医さんに来て頂きましたが、吐いたり下したりの動物がこの時期本当に多いと言われていました。
わりとすぐに回復する子もいますが、ここでがたっと崩れて生活スタイルが変わるまでになる子も。
うちの子たちはとりあえず様子観察ですが、一番年上のにしめの体調の変化が顕著。私の気持ちを、にしめの変化にしなやかに沿いたいので、自分の心をよりオープンに風通し良くと意識しています。

ちーちゃんの時もそうでしたが、どんな時も個の進む道を引き留めたり、無理(無理=理が無い)をさせてしまうのは私には辛いので、こんな思いで日々暮らしています。
これはたくさんの生き物を見送ってきたのと、今も彼らと暮らしているからこう思えることなのだと思います。

ただ、動物家族の意見や意思を日々100%そのまま通すのが良い?正しい事とは決して思ってはいません。
人間と同じように家族なので、お互いに思いを伝えあって譲り合ったり時には言い合ったり。こういう日々を通して「家族」になっていくのだと感じます。ただただ一人黙々我慢するのと、話し合って納得して、あるいは100%納得できないけどちょっとトライしてみようか、は違います。いろんな時があるのが家族。
人間と動物が同じ屋根の下で暮らすというのは、私にとって奇跡のような幸運ですが、人は人、動物は動物。
決して「都合よく」擬人化せず、それぞれの尊厳と個は尊重して暮らす。そんなお互いの生涯を全うする為の譲り合いや話し合い、なのだと思います。

体調不良から話が飛躍して、一体何が言いたいのか分からなくなってまとめられなくなってきたのでこれ以上熱くなってとっちらかる前に止めておきます

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愛するにしめ

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見守ってるように見えてこの後にしめをしばいたカマン(カマン的不器用な愛情表現)

夏休み読書感想文 その3

2022.09.02.09:58

人間はいつも仮面をつけている。仮面には二つの目的がある。ひとつは世間を偽ること、もうひとつは自分を偽ること。自分の本心を否定してまで偽ることは、人間にしかできない。
偽らないでいると、知りたくないことも含めて、自分についての真実を直視することになる。他者に対して、何より自分の本質に対して誠実になれる。

犬の過去について、犬自身よりはるかにこだわっている飼い主は多い。虐待を受けるなど、不遇な状況から救い出された犬を引き取った場合は特にそうで、自分に飼われる前はどうだったかという話を語りたがる。たとえ放置や虐待がほんとうだったとしても、不幸話で否定的なエネルギーを発散させる飼い主は、無意識のうちに過去に縛りつけている。

犬は心を開いたまま、いまの瞬間を生きている。いま起きていることにしか影響を受けないから、どんな経験もありのまま、明確に見ることができる。

犬は観察力がある、人間よりはるかに鋭い五感で、周囲のあらゆることに注意を払っている。自己中心的な世界観しか持たない人間より、はるかに大量の情報を処理している。

犬は偽ることをしない。愛する時には無条件に愛を注ぎ、ありったけの心を捧げ、すべてを許す。だから相手の最も良いところだけを見て、その真価を知ることができる。

犬は毎日がまっさらで始まる。昨日の心配事、感情、悩みは翌日に持ち越されない。毎日が一から始めるチャンスであり、失敗や不快な感情、恐怖心は長続きしない。


シーザー・ミラン メリッサ・ジョー・ベルティエ著「シーザー・ミランの犬が教えてくれる大切なこと」より抜粋

こちらの本ではおぞましい虐待を受けたピットブルの女の子が人を許すまでのことが描かれていますが、この「許す」ということ、私自身の深い所、そして全身に染みついているあらゆることが反応ました。
こうした他者の許す行為、眩いほどピュアな存在が許し受け入れたこと、これがこんなにも自分の内側にある同じような部分を刺激し、凍えた体を優しく温めるように癒されたことに胸がいっぱいになり、ピットブルの女の子に感謝と敬愛、そして自分の頑固な部分が恥ずかしくなりました。

心を開いたまま今の瞬間を生き、毎日がまっさらで始まる動物達の生き方、これがまさに私の夢、憧れです。
そんな生き方をしていた頃があったのはうっすら覚えていますが、ずいぶん前のこと。でも、もう一度自分らしく100%の私で生き抜きたいので、日々これを目指しています。
こんな生き方をしている動物たちと関わる仕事をしていること、共に暮らしていることは恵まれている、これに尽きます。

夏休み読書感想文1~3までお読み頂きありがとうございました!
また面白い本があったらご紹介させて下さい

夏休み読書感想文 その2

2022.08.26.22:18

ジェフリー・M・マッソン著 「ヒトはイヌのおかげでホモ・サピエンスになった」より

盲導犬の訓練所にいたラブラドールのベンジーと飼い主である著者との話。
盲導犬は通常70~80のコマンドを覚えるらしいが、ベンジーはなんと4つのコマンドにしか従わなかった! ということで盲導犬にはならず著者に引き取られ家庭犬として暮らすことになった。どんな生き物にも平等に愛する、いえ、愛さずにはいられない愛の申し子ベンジー。
良い本と思います
オーストラリアのディンゴ(狼に近い野生犬)の話もおもしろかった!ディンゴに会って彼らを感じてみたいと思いました。

「犬には偏見がない。人間の社会的地位に関心がないのはもちろん、人間が人間を区別するためのどんな印も認識していない。財産、肌の色、社会階級、身なり、言語、宗教など、他者に差をつける為の人間の口実は、犬にはまるで意味をなさない。
犬に偏見がないのはとてもすばらしいことで、人間も見習うべきである。犬は犬に会うと、「ボクと同じ犬だ」とたちまち理解する。人間がその違いを元に「劣った人間」を差別するような特徴を何一つ気にしない。属性に関わらず、犬を犬として認める。これは人間がたまにしかもちあわせない一種の社会的知性だと言えるだろう。」


動物は区別というより差別により自分を確認したり自信を持とうとしたりとしない。
この点ではどこまでもフラットに自分軸で生きてる。ような気がする。。
自分自身の本質という個性を自覚し表現した上で和をもって生きれば、大昔の良い時代のように平和で、更に私たちはみんなで進化して生きていける。
区別や他との差というのは自分を自覚したり協調したり進歩する為の全体的なものでもあって、決して自分一人だけの足りない何かを満たすための自己満足の手段ではないと思う

「人間が作り出した犬は数知れず、遺伝性疾患のある犬も多く存在する。もし犬が人間を改良できるなら、マハトマ・ガンジーのように温厚な人間かロビン・ウィリアムズのように楽しい人間を作り出すだろう。」
人間として耳が痛い。。。

その3へ続く

夏休み読書感想文 その1

2022.08.07.15:59

人間も動物ですが、過去の事をくよくよ考え未来についてやきもきする唯一の種です。わたしたちはおそらく自分の死を恐れている唯一の動物でしょう。
動物はごく自然に今を生きています。
多くの人間にとっては、そうすることは究極の目的になりました。少しでも時間があれば、今を生きる姿を学ぼうとして、瞑想をしたり聖歌を歌ったりすることに何年も費やす人もいれば、高い山の頂上にある修道院に入る為に何千ドルも費やす人もいます。
しかし、例えば、死期の近い人のことを考えてみましょう。もしもうすぐ死にそうだとしたら突然空は美しく、木々は美しく、妻は美しくなります。すべてが美しいのです。ようやく、その人は今を生きるという考え方を理解します。一方、動物はこの考えを学ぶ必要はありません。なぜなら彼らはつねに今を生きているからです。

「あなたの犬は幸せですか」シーザー・ミラン著 より抜粋 

夏になると小学生の頃を思い出します。
読書が生き甲斐だった私は、夏休みに入ると毎日好きなだけ本を読んで過ごし最高に幸せな時間。
本屋さんに行けば本をねだって買ってもらい、図書館でも借りたり。新しい本を開くときのあの喜び!

今年の夏は小学生に戻ったように本を読んでます。
あのころと違うのは選ぶ本の種類。でも読みたい本を見つけた時の喜びはあの頃と何ら変わりません。

アメリカの犬トレーナー、シーザー・ミラン氏の本を読んだことなかったので数冊図書館で借りてみました。(最近はこれ以上本が増えるのを避けるためにもっぱら図書館です)
上記の抜粋、本当そうだと思います。
多くの人が死や病気、けが、親しい人や動物家族の死等のいわゆる起きては欲しくない事により、ようやく現実に気付くのかもしれません。

今という現実は想像をはるかに超えた美しさなのです。動物たちは、自然界はそれをよく知っています。
知っているからこそ、この美しい今でしか生きたくない、生きられないのでしょうか。もしそうであれば素晴らしく素敵な選択ですよね。

宣伝するつもりはなかったのですが、これを書きながら人生をみんなで楽しむセッションと繋がりました。
このセッションは、生粋の自分を生きる為のきっかけとなるセッションだと思います。
よりもっと今この時を感じてを生きたい、今の美しさをもっともっと知りたい方にはぴったりのセッションです。
動物と暮らしていない方もお受けしているのでお気軽にお問い合わせください

夏休み図書で印象に残ったものについてしばらくブログに綴っていこうと思います
と書きながら今日は立秋!外を歩いていると青く硬い柿の実がびっしり実っているのが目に入ります。
暑さもなんとなく夏の終わりが近づいている暑さに感じるのは気のせいではないようです
プロフィール

岩津麻佳

Author:岩津麻佳
神戸でアニマルコミュニケーションしてます


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