小さな恋の物語

Posted by 岩津麻佳 on 22.2015 3 comments
ボタンインコの女の子、ボヌールちゃんがお泊りに来てくれました。
一人遊びが好きで控えめな好奇心。ちょっぴりテリトリー意識が強いのは母性を持った女の子の特徴でしょうか。
ボヌールちゃんの甘噛みは、ちーちゃん(男子)のそれに比べて強くてびっくり(^_^)
手が怖いということはないのですが、警戒心によってとっさに噛んでしまいます。警戒心は仕方のないこととして、仲良くなり一緒に遊ぶ為にはもう少し手加減をしてほしく、ボヌールちゃんにお願いしました。

「ボヌちゃん。そんなに強く噛まなくてもいいのよ。私が触れたいと思うのは、かわいボヌちゃんと仲良しになりたいからなの。分かってくれる?」とケージ越しにお話しながらくちばしをそーっと撫でてみると、噛もうとしません。撫で続けていると気持ちいいようで、うとうとねむねむ。
ケージを開けて手を差し出すと、ひょいと乗って来て手の甲をあむあむ毛づくろいし、ぺろぺろまでしてくれました。

感動です(*'▽') この後、とっさに強めに噛んでしまうことは2,3回ありましたが、放鳥すると必ずほっぺにチュウをしに来てくれるようになりました。
  IMG-20150419-02078.jpg

さて、このかわいいボヌールちゃん。前回遊びに来てくれた時はうちのちーちゃんが一目ぼれしたのですが、今回彼は恋する気分ではないらしく、遊んでは寝るの繰り返し…
そして、恋の神様のいたずらか、今回はボヌールちゃんがちーちゃんに恋に落ちたのです。
ボヌールちゃんは追い払われても追い払われても諦めずそーっとちーちゃんに近づきます。しかし、ちーちゃんにその気がないことを潔く受け入れると、ちーちゃんに見つからないように(下の写真のように)ケージの片隅からそっと見つめているのです。放鳥するとまっすぐここに行きます。
  IMG-20150420-02107.jpg

「ボヌちゃんはちーちゃんのこと好きなの?」と聞くと、恥ずかしそうにうつむいてトテトテ歩きます。
「ボヌちゃんはちーちゃんのお嫁さんになりたいのかな?」と聞くと、意を決したようにまっすぐ私を見て、「ちーちゃんのお嫁さんになる!」とはっきりと言いました。
が、この後もボヌちゃんはちーちゃんの気持ちを尊重して、決して近づかず、そっと陰から見つめるだけでした。

そして帰る日。飼い主さんがお迎えに来られましたが、私の側から離れず飼い主さんと目を合わそうとしません。ちーちゃんと離れたくないのです。
「ボヌちゃん、いつでもまた会えるよ。また泊りに来てね。ちーちゃんもボヌちゃんのお家に遊びに行くからね。」と言うと、目を潤ませてちーちゃんの側に行きます。
飼い主さんも私も、こんなに辛いお別れになるなんて思ってもいませんでした。ようやくケージに戻り、車に乗るまでも、「ちーちゃん、ちーちゃん」と涙目です。
ボヌールちゃん、純粋な恋心と思いやりをありがとう。

さて、この思い出の一枚。見つめているボヌちゃんの気配を察すると、「あれ?ここに誰かいたような?」と近寄るちーちゃん。と、ボヌちゃんはこのようにさっと身を隠すのです!
ちーちゃんはこんな感じでのんびり屋さんでマイペース。(真後ろにボヌちゃんがいても気づかないことが多々ありました)
もうちょっと大人になったらボヌちゃんと釣り合ういい男になるかもね♪

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Comment

うちにも、可愛くて賢い一歳三ヶ月のオカメインコ♂がいます。一月、とり村の里親会に見学に行った際、うちと同じルチノーで、二ヶ月程歳上のオカメの女の子がいて、その知的で慎ましやかな佇まいに、「あー、こんな子、うちの子のお嫁さんに欲しいなぁ。」なんて、つい思ってしまいました。
とり村の鳥さんの譲渡は、「鳥が人を選ぶ」事が大前提な上に、色々なプロセスを経る必要がありますが、それより前に、本人達の気持ちも含め、色々考えてしまう事があるのです。

うちのオカメインコ♂は、我々夫婦にとって正に可愛い我が子という感じですが、我々に対する「ベタ馴れ」状態が、何とも言えず可愛いという部分、正直言ってあります。
いつ迄も我々の可愛い甘えん坊であって欲しいという気持ちと、素敵な本物のパートナーを持ち、家族を作って欲しいと思う気持ちが、微妙に綱引きしてしまいます。
本物のパートナーが出来てしまったら、我々との関係は、どうなってしまうのだろう?もう、今迄のように甘えてくれなくなってしまうのだろうか?そう考えると、人間の我が儘なエゴが、「恋を知らずにいる事が、この子にとっても我々にとっても幸せなのではないだろうか。」と思わずにはいられないのです。
子の一番の幸せを思うのが、親のあるべき姿?かとも思うのですが、どのような選択や判断が最善か、考えてしまいます。



2015.04.25 18:16 | URL | Tomokazu Ito #/GLFcefg[edit]
夫婦になったら元の飼い主が引き取る為に引き離すのは酷ですし、子供が次々生れてもどこまでも責任が取れるわけではありませんし、考えることがいっぱいです。
2015.04.27 07:54 | URL | 岩津麻佳 #-[edit]
凄く愛嬌があって、元気そうな、一歳位のルチノーコザクラが売られていました。そのショップ、「コンパニオンバード」という言葉を前面に出して小鳥を売り込んでいるのですが(店員さん達は、凄く愛情を以て小鳥達に接しているのが判り、悪いお店ではありません)、その子を、人の手を怖がって手乗りも出来ないし、コンパニオンバード向きでないと判定してか、値段も他のコザクラの半額にして売っていました。此方が、その子に声を掛けたりケージに指を触れても、別に怖がる様子もなく、寄って来て愛嬌を振りまく様子は、とてもそんな感じではないのですが...。聞くと、同じ売り場にいるボタンインコを好きになってしまい、商品としてまずいので、引き離したそうなのです。
この事、暫く忘れていたのですが、今さっき、ふと思い出しました。あのルチノーコザクラ君?は、引き離された事に対する抗議のために、店員さん達のコンパニオンバード教育に抵抗していたのかなと、そんな気がして来ました。


2015.04.28 14:41 | URL | Tomokazu Ito #/GLFcefg[edit]

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