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ちーちゃんありがとう その3

2022.07.20.16:02

ちーちゃんを荼毘に付し、ちーちゃんの使っていたものは何も残さないことを選びました。
今までもそうでしたが、見送った後お骨やお位牌や使っていたものがあるとたぶん私はそこに思いを向けてしまい、感情に浸り、「その子を感じる」ことをしなくなるのが怖いからです。
目にしたり触れることのできる物ではなく、その子を全身で感じる為に、思いを大切にする為に、とことん死を受け入れ感じる為に、私は今回もそれを選びました。

荼毘に付して帰宅すると、本当にいなくなったんだな、、、という現実を実感し始めました。
ちーちゃんは私の太陽でした。太陽が消えた暮らしに慣れる日は来るのか、時間を少し早送りしたいけど、死を感じて受け入れることを拒否するとひどいロスに陥る等、精神的に不安定になることは分かっているので、これもちーちゃんの置き土産と思い、太陽が消えた日々をとことん味わうことにしました。
悲しい思いも寂しい思いも、今回は無いけど後悔も、ぜんぶ亡くなった愛する子を感じられる貴重な時間。楽しかった時と同じくらい、悲しいを満喫する。悲しみも後悔も怖がって対峙しないと後遺症が長引くんですよね。ぜんぶぜんぶ満喫するといつの日か、ぜんぶが最高に輝かしく温かい思い出となる。

感じざるを得ない状態にした結果、太陽の消えた日々は、太陽の余韻が数えきれない程の気づきを与えてくれました。
今の私のこと、人生について、仕事について、動物家族について、他者について。
ちーちゃんのことも思い返すと、とことん愛された記憶しかありませんでした。愛してくれてありがとうって旅立つ前に伝えられて本当に良かった。

話は最初に戻りますが、ちーちゃんを荼毘に付した帰り道、歩いているとひらひらとアゲハチョウが横切り、目の前の葉に止まり卵を一つ産み付けてまたひらひらと飛んで行ったのです、
死と生を目の当たりにした出来事でした。
20220720152852aea.jpg
この後は道路の真ん中で交尾をするカナブンを見つけまたまた生を感じましたが、踏まれそうで危険だったので道路脇に二匹ごと移動させたら、取り込み中だったのでたいそう嫌がられました。

芍薬を贈ってくれた友人によると、蝶は生死や生まれ変わりの象徴らしいのですが、この写真を見た友人はちーちゃんが蝶々に見えたので、アゲハの話をしたら驚いていました。
言われてみると、ほんと、蝶々みたい!この後もしばらくアゲハチョウが目の前に現れることが続きました。喪に服す日々でしたがアゲハチョウが現れるとはっきりくっきりとした生を感じ、死は生でもあることをつくづく実感しました。
20220716143226022.jpg

そうそう、不思議な事がありました。こちらはちーちゃんを見送る前の写真ですが、箱にお花を敷き詰めた直後、寝ていた真ん中の小花が立ちだしたんです
202207171713539cd.jpg
ちーちゃんが栄養剤であるかのように、むくむくと小花が立ちだしてびっくりしました。
実は芍薬も、数日かけてつぼみから開花すると聞いていたのですが(友人がお花屋さんにそう言われた)頂いたその日から目の前で次々と開花していったんです。早送り映像を見ているような不思議な出来事でした。きっとちーちゃんの波動が驚愕の高波動だったのだと思います

匂いについても不思議な事がありました
その4へ続きます

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Author:岩津麻佳
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